21年度に向けて

 義務化された特定健診・特定保健指導が2年目に入りました。講座参加者の話を総合すると、当初の目論見どおりに事態が推移している機関はあまりないようです。むしろ特定が始まったために従来の健診の受診者数が減り、施設の経営に打撃を受けているところもあると・・・。

 

 「特定以前の保健指導は健診のおまけだったが、特定では保健指導のために健診をやることになる、だから保健指導者、特に保健師や管理栄養士には頑張っていただきたい」とは、厚労省が特定が始まる前に言っていたことです。現実には健診がなければ保健指導の機会も生まれないので、受診者減少で苦労する機関で働く保健指導者は、本来業務である保健指導をやりたくてもやれずにいるということになっています。

 でも、考え方によっては、こういう機会だからこそ勉強の時間も取れるわけです。3月の講座では、再受講生も加わり賑やかなうちに終了できました。

 一般企業では、百年に一度の不況で工場稼働を止め、社員を一時帰休させたようなところもあるそうです。間近に迫ったゴールデンウィークでは、仕事がないために16連休にするような会社もあると聞きます。国際的に見て、働き過ぎとされる日本人ですから16連休があってもいいのでしょうが、こういうときにこそ、普段業務中にできないことに注力してみてはどうかとも考えます。個々人のスキルアップのための勉強もその1つで、経済状況が戻り再び動き出すときに他所よりも何歩も先を進んでいるというのが本来望ましいことでしょう。

 17年度末に始まった「保健指導力をみがくコーチング上達講座」には、延べ200名以上の保健指導者が参加されました。

 講座中、参加者からは、このブログや結核予防会ホームページへのアドバイスなどもいただきます。最近では、「もう、こたつの柄のブログ表紙は替えた方がいいのでは」という声も聞きました。なので、今回久しぶりにブログを更新しました。「アンケートで皆が書いた講座の感想を載せたらいいと思う」というご意見も度々いただきます。これについては、私なりの考えもあって現在思案中です。

 今年度の開催は未定ですが、決まりましたら当ブログと結核予防会ホームページでお知らせいたします。

保健指導力をみがくコーチング上達講座

佐藤利光

|

«今年度最後のコーチング講座