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保健指導者の悩み

保健指導者は悩み多き人種

 第6回の講座を先週の金・土と行ないました。年の瀬にもかかわらず北は北海道、南は徳島県のご参加をいただきました。皆さん講座にとても前向きに取り組まれ、いつもより少数ながら一体感のある進行ができたように思います。9名の精鋭の方々、ありがとうございました。

 多くの健診機関のお話を伺うと、特定健診・特定保健指導への動きは、まだまだ様子見といったところのようです。年明けから一気に契約の動きが出るという話もあれば、20年度中に始めればいいのだから、実際は秋以降になると言う人もいます。
 保健師さんたちは、これまで健診の結果処理や事後指導を地道にこなして来ました。保健師の本来業務とは少し離れた仕事をする場合も多かったようです。そこに特定保健指導という新しい世界ができ、本筋の業務に専念できると思った人もいるでしょうが、ことはそう単純でもありません。健診の営業にも同行し慣れない営業トークの必要に迫られています。花形である営業部門の職員より、保健師に営業の前面に立つように要求する事業所トップもいますから、会社が彼女達に求めることは確実に増えているわけです。「私は保健指導だけやっていたい」という主張は世の中的には通りません。これが1つの悩み。


悩みはいろいろ

 保健指導での悩みは、成果を計られることに起因しているようです。受け持った受診者を脱落させず目標達成に導かなくてはいけないというプレシャー。これまで保健指導の成功率を計られたことはなかったのですが、今度はそれが明白になります。
 受診者にもいろいろな人がいます。「オレは太く短く生きるから、あんたの言うことなんか聞く気はない」と逆切れするサラリーマンもいますね。こう言うアウトローを気取った人は、自分のような人間は数少ないだろうが、という言外の意味を含めているのですが、実際は多いのではないでしょうか。珍しくはありません。このような厳しい反応を受けながらも、保健師さんたちは自分のスキルを磨こうと日夜努力しています。保健指導は従来のような健診の“おまけ”ではなくなり、成果を計られるようになったので当然ではあります。こういう辛い状況も1つの悩みでしょう。


研修は情報交換の場でもある

保健指導力をみがくコーチング上達講座に参加すると、各地域で活躍する保健師・管理栄養士・看護師の皆さんと意見交換ができます。私はこれも研修の1つの成果だと思います。丸々2日間を同志たちと過ごす中で、新たな気づきを得られることでしょう。



保健指導力をみがくコーチング上達講座のお知らせ

第6回 12月21日~22日終了しました
第7回  1月11日~12日締め切りました
第8回  2月15日~16日残席あり
第9回  3月21日~22日残席あり (すべて金曜日~土曜日)

【募集人数】20名
【費用】42,000円
【場所】結核研究所
【交通】西武池袋線清瀬駅徒歩10分
【住所】東京都清瀬市松山3-1-24
【詳細】結核予防会ホームページhttp://www.jatahq.org
【講師】佐藤利光(プロフィールをご覧ください)
【お問合せ】結核予防会03-3292-9287